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信州地獄谷温泉

撮影日  2009.5.4
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交通アクセス
長野県下高井郡山ノ内町大字平穏
JR長野駅から長野電鉄→湯田中駅下車バス乗車→上林温泉下車徒歩30分
上信越自動車道信州中野ICから国道292で渋温泉を経由して地獄谷温泉へ(ただし冬季は道路が封鎖されてしまいますので上記の上林温泉から徒歩30分)
HP 後楽館HP
地獄谷温泉の一軒宿


地獄谷温泉野猿公苑HP
猿が温泉に入るシーンで有名です

電話番号 地獄谷野猿公苑   0269-33-4379
地獄谷温泉後楽館 0269-33-4376
料金 駐車場 500円
地獄谷野猿公苑 大人500円、5歳以上子ども250円
後楽園日帰り入浴 大人500円(12:00〜15:00)
 信州の地獄谷温泉は、ニホンザルが温泉露天風呂に入ることで有名な信州の秘湯温泉です。地獄谷温泉の名前の由来は、全国にある地獄谷と同じように、温泉が地面のあちこちから噴き出して草木も生えないその様が、地獄のような谷に見えるのでこの名前があるのでしょうか。

 地獄谷温泉は湯田中温泉や渋温泉から川に沿って上流に進み、山の奥にある横湯川沿いにある温泉地です。途中、狭い山道を登っていくと駐車場が見えます。そこが地獄谷温泉と地獄谷野猿公苑の駐車場で、その先は行き止まりになっています。ここの駐車場は数十台が停められますが、私が行ったのはゴールデンウィークでしたので、駐車場待ちのため駐車場が空くまで手前の道路上で数十分並びました。

 やっと駐車場に入れて、駐車料金500円を払って歩いて奥に進みました。お土産屋さんがあって数百メートル10分くらい歩くと、横湯川渓谷沿いに地獄谷後楽館という一軒だけの温泉宿が見えてきます。地獄谷温泉名物の温泉ちまき(5個700円)は、ここで買うことができます。後楽館は日本秘湯を守る会の宿で加水ありの源泉かけ流しです。ここでは日帰り温泉が500円で入れます。

 後楽館の温泉は内湯が男女各1、混浴露天風呂1、女性専用露天風呂1、家族風呂2で、家族風呂は硫化水素臭が比較的強く、綿状の湯の花が浮かんでいます。泉質は、弱アルカリ性石膏泉苦味泉で60℃から90℃とかなり高めです。効能は神経痛、リウマチ性疾患、胃腸病、痔などです。ここの露天風呂は渓谷美が眺められ、さらにここの露天風呂は熱いので冬には猿が温泉に入りに来ますので、猿と一緒に入りたい方はおすすめです。

 後楽館の建物の横を通り抜けて川を渡ったところに天然記念物「渋の地獄谷噴泉」という間欠泉があります。数十分おきにごう音とともに噴水のように温泉が吹きあがります。高さは10m位吹きあがり、ちょっとした間欠泉です。また、近くの河原の岩盤のあちこちから温泉が湧き出して湯けむりが上がっています。

 渋の地獄谷噴泉を通り過ぎて登っていくと地獄谷野猿公苑があります。ここら辺には、野生のニホンザルがあちこちにたくさんいます。さらに進むと有名な猿が入っている温泉露天風呂があります。ここまで後楽館から歩いて10分くらいです。さて、猿が温泉に入るという光景は大変珍しいらしく、1992年に行われた長野冬季オリンピックの時に、外国人記者の間で話題になりました。オリンピックの中継以外の長野の紹介映像の中で外国に向けてたくさん流れたそうです。ここまで駐車場から歩いて約10分くらいです。

 この露店風呂の近くにはロープで猿が渡れるアスレチックのようなものがあり、猿がぶら下がっています。また、この露店風呂にむけてライブカメラが設置してあり、野猿公苑HPで見ることができます。この温泉は無色透明で、触ってみたら程よい湯加減でした。この露店風呂の周りには観光客がたくさんいて、その周りにも野生の猿がたくさんいました。この露店風呂が歩道の終点になります。

 地獄谷温泉と野猿公苑は湯田中温泉や渋温泉に旅行に行った際には、お勧めの観光コースなのでぜひ立ち寄ってみましょう。




地獄谷温泉の入り口にある有料駐車場。一日500円です。 駐車場を抜けると山を登るように上り坂が始まります。その入り口あたり(写真中央付近)に売店があります。 川沿いの山道を歩くと、写真右奥の白い建物の後楽館の休憩所が見えます。
たいした坂道ではありませんが、こんな感じの山道を歩きます。 左写真の左カーブの道を過ぎると後楽館の建物が見えてきます。 後楽館の建物の隣を通りぬけて地獄谷野猿公苑に向かいます。
後楽館浴舎の隣を通って河原に架かる橋を渡ります。 左写真の橋の上から左方向を見ると渋の地獄谷噴泉が見えます。 噴泉の隣には石碑があり撮影ポイントになっていました。
渋の地獄谷噴泉の噴き出し口。ごう音とともに噴き出していました。 噴泉から先ほどの橋を渡ったところに戻ると、野猿公苑入口に通じる坂道が見えてきます。これを登ります。 山道を登ると写真の入苑券売場の建物に出ます。建物の中には猿の写真がたくさん飾ってありました。
入苑券売場の建物から後楽館の建物群が見渡せます。後楽館から川を渡す橋が先ほど渡った橋です。 入苑券売場を過ぎて川沿いを歩く。今度は左手に川を見ながら上流方面へ歩きます。 歩いているとオリもない目の前に、猿が逃げもせず座っていました。人間に慣れているんでしょう。
この橋を渡ると有名な猿が温泉につかる露天風呂です。 左写真の橋を渡って右手を見た写真です。観光客が猿の露天風呂を見ています。 手前のロープに猿が何匹もぶら下がっていました。写真右上の茶色のものがウエブカメラで野猿公苑のHPで見られます。
これが有名な地獄谷温泉の猿の入浴シーンです。 猿が温泉に入浴すること事体、世界的に見て非常に珍しいそうです。 左写真の露天風呂の反対側の山の斜面には、猿がたくさんくつろいでいました。
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