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佐野厄除け大師の初詣(厄除け)と佐野観光

撮影日  2009.1月
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交通アクセス
栃木県佐野市春日岡山2233  地図
JR 両毛線「佐野駅」より徒歩8分、東武佐野線「佐野市駅」より徒歩6分
東北自動車道「佐野藤岡インター」より10分
駐車場 市営駐車場を含めて15か所。他に民間駐車場多数あり
HP 佐野厄除け大師
佐野厄除け大師の公式HPです 
電話番号 0283-22-5229
受付時間
8時20分から午後5時まで。祈願は随時。
料金 お札・お守り 各種あり
お護摩祈願料 3,000円、5,000円、10,000円
 特別祈願料 30,000円、50,000円以上
 


 佐野厄よけ大師の正式名称は、春日岡山転法輪院惣宗官寺といい、天台宗のお寺です。藤原秀郷が創建したお寺で1000年の歴史があります。

 関東では初詣や厄除け、方位除け、開運祈願などの参拝客が多いお寺として有名で、青柳大師と川崎大師と合わせて関東三大師の一つです。男性42歳と女性33歳の大厄の方はぜひ厄払いをしておきましょう。

 佐野厄除け大師は佐野市の中心にあり、周りは商店街が連なっています。北関東の初詣ではトップクラスの混雑ぶりで、正月3ヶ日は当然のごとく、ものすごく混みますし目の前の道路も大渋滞です。厄除けや方位除けの方はなるべくだったら避けた方が無難です。そこで今回は成人の日に行ってきました。

 車で昼に佐野に着いたため、先に佐野ラーメンを食べてから1時ころに着きました。道路はそれほど混雑はなく佐野厄除け大師の目の前の道(北側の道)でも、山門前あたりでちょっと渋滞があったくらいで大したことはなかったです。ちょっと驚きでした。

 駐車場は公式HPを見てもらえばわかりますが、ちょっと離れた所にいくつか点在しています。すべて無料です。東から西へ進み山門を通り越して佐野厄除け大師の西側の川を渡ったところの大駐車場が一番とめられそうでした。この入口付近でちょっと渋滞したくらいでした。また、山門そばには民間駐車場が600円くらいで5か所以上はありました。

 佐野厄除け大師の山門は入口と出口の2か所あります。と言っても正月だけの入り口と出口です。この二つの門に挟まれたあたりに露天商がたくさん並んでいます。この入口の山門をくぐると、左側に厄除けや方位除け祈願の長い列が見えてきます。ここに並ぶ前に、まずは列の先の本堂入口横の所で受付をしなくてはなりません。

 受付で青い用紙に氏名・住所・生年月日・祈願の種類を記入して、すぐ手前の会計所で祈祷料を支払います。青い紙の申込用紙に領収印を押されて返されます。他にお札の飾り方が書かれた注意書きとシオリ・厄年早見表がもらえます。

 先ほどの列に並びます。10分くらいで列が動きます。並び始めから30分位経ってやっと本堂の中まで来ると、靴をビニール袋に入れて上がります。上がった左側にお札の渡し所があります。そこで先ほどの青い申込用紙を渡すと祈祷料に応じたお札がもらえます。そこに青い申込用紙の名前を書いた部分をちぎってお札に刺して渡されます。

 そこではお札入れの紙袋とそれを入れるビニール袋がもらえます。さらにそこから10分くらい待ちます。やっと本堂の座敷のところに入ります。今回は並び始めから50分で本堂に座れました。総勢300人位がその場で座ります。全員が着席したら、お坊さんが厄払い祈願の仕方をマイクで教えてくれます。それから祈祷が始まり護摩が焚かれます。

 始まると参拝者全員が合掌して拝みます。その拝んだ状態の両手の親指と人差し指の間にお札を挟みます。お札は紙袋から10cm位あらかじめ出しておきます。間もなくお坊さんからお祈りをやめても良いという声が聞こえます。そしたらお坊さんのお経と護摩焚きを見ています。護摩の火がだんだん高く燃えて見えてきます。

 10分くらいたつと、お坊さんが護摩壇に順番に来るようマイクで説明します。全員起立して護摩を焚いているところへ近い人から順番でお参りをします。護摩の周りに約300人の参拝者が順番に来るからちょっと時間がかかります。護摩壇の目の前に来ると火の近くに自分のお札を自分でかざして厄払いをします。

  この護摩壇に全員が終わるまでお坊さんはお経を唱えながら護摩を焚いています。護摩のところが終わると、その先にある御本尊様にお賽銭をしてお参りをして左側に抜けます。その左側には金運グッズや開運グッズやお守り売り場があって売っています。出口は来た経路ではなく、そのまま本堂の正面の縁側から出て行きます。本堂から靴を履いて、そのまま左に進むと左側におみくじがあり、それを通り越すと一方通行の出口になります。

 ちなみにお札を飾る場所は、神棚があれば神棚の中の向かって左へ袋から出して飾ります。神棚がない場合は、寝室か普段よくいる部屋の南向きか東向き(東南も可)に飾っておけばよいとのことでした。ウチは和室の鴨居の上の隙間に挟んで飾っています。

 さて、参拝が終わったら、境内の中の露天商で食べるのもいいですが、佐野厄除け大師の山門の道路を挟んだ反対側に、佐野市観光物産会館がありますので、ぜひ立ち寄ってみましょう。中をのぞくと、おみやげ用の佐野ラーメン(佐野ラーメン参照)や佐野名物の味噌まんじゅう、桜あんぱんなどが売っていました。

 特に味噌まんじゅうは、皮に隠し味程度に味噌の風味がして中にアンコが入っています。この味噌まんじゅうの老舗が、佐野厄除け大師山門を西に行って、一つ目の交差点北側にある新井屋です。常に行列ができるお店で、新井屋の味噌まんじゅうが物産会館にもおいてありました。1個85円で粒あんとこしあんがあり、なかなかおいしかったです。

 もう一つの佐野名物は、いもフライです。蒸したジャガイモを串刺しにして揚げた後に特製のソースをかけたものです。物産会館には売っていないですが、いもフライのマップが置いてあります。佐野厄除け大師から一番近いのは、十一屋茶舗というお店で山門から東に300mくらい行った左側にあります。1串100円で安くてその割には大きくてとてもおいしかったです。

 佐野厄よけ大師の帰りには、味噌まんじゅうと、いもフライをぜひ食べて時間があれば佐野プレミアムアウトレットに立ち寄って帰りましょう。


佐野厄除け大師の大駐車場 入口の山門 山門入って左手に厄除祈願の長蛇の列
右上写真の前の方の長蛇の列 長蛇の列の先頭部分。この右側を通って会計所の奥にある受け付けをします。 左写真の右奥に受け付けがあります。
受付をしたら会計所でお金を払って先ほどの長蛇の列に並びます。 長蛇の列の先頭で靴を脱いで本堂へ 靴を脱いだらすぐ左手のお札交換所で申込書と引き換えにお札がもらえます。
全員が座り終わって、お坊さんから祈祷の仕方などの説明があります。 護摩を焚いて祈祷しているところ。 お経とともに炎がパチパチ音をたてて迫力あります。
全員が起立して護摩壇のほうに順番に進みます。と言っても近いもの順です。 もうちょっとで護摩壇というところ 写真右手が護摩壇で、ここでお札を護摩にかざし、写真左手の御本尊様にお祈りします。
護摩壇を左に抜けた所にお守りなどが売られています。 帰りは本堂の目の前から降ります。 本堂を降りて左手の出口を向いたところ
出口手前左手にあるおみくじ。ここも写真のようにちょっとだけ並んでいました。 露天商がずらーっと並んでいます。
佐野名物の味噌まんじゅうの露天もありました。 山門隣の厄除けまんじゅう 山門の道路を挟んだ目の前の佐野市観光物産会館
正面玄関 入口から見た会館内部の様子 佐野ラーメンのおみやげ用です。
味噌まんじゅうとかき菜まんじゅう 桜あんぱん 新井屋の味噌まんじゅう。1個85円でとってもおいしかったです。

新井屋は佐野厄除け大師から臨時駐車場へ行く途中の橋の手前の交差点の北西角にあります。

新井屋の味噌まんじゅう

佐野厄除け大師から一番近いいもフライ屋さん。山門前の道路を東にちょっと行った左側にあります。
揚げたてで熱くておいしくて、しかも1本100円と安い。佐野厄除け大師の帰りにはぜひ食べてみてください。

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