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丹霞郷(たんかきょう)
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撮影日 2009.5.3 |
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交通アクセス |
★長野県上水内郡飯綱町
★JR信越本線牟礼駅下車バス8分→徒歩 2分
★上信越自動車道信州中野ICから15km 30分、新潟方面からは信濃町ICから17km 35分
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HP |
飯綱町観光協会HP
開花状況も紹介されています。
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電話番号 |
飯綱町観光協会 026-253-7788 |
丹霞郷は長野県飯綱町平出地区にある信州の桃の花の名所で、白坂峠付近の標高の高い高原にあります。そのため桃の花が見ごろになるのは例年5月のゴールデンウィークあたりとかなり遅めです。
丹霞郷での桃は、もともと大正時代末期ごろから桃栽培が始まりました。丹霞郷という名前は昭和8年、この地を訪れた日本画家、岡田三郎助が春霞の中に桃の花がたなびく景色を見て「まるで丹い霞がたなびいているようだ。」と言ったことから『丹霞郷』(たんかきょう)と呼ばれるようになりました。
丹霞郷に入る道路から見ると丹霞郷は広く窪んだような高原になっています。そのため道路が高くなっていて見下ろすように丹霞郷が見渡せます。
その窪地のような高原の10ヘクタールに1500本の桃が栽培されています。窪地は桃畑というより牧草地に桃がバラバラと植えられているような感じです。
地面には緑の草が生い茂り、所々に黄色いタンポポの花が咲いていて、その上に桃の花のピンクがあり、この3色が融合してとてもきれいです。
もう少し眼を上にむけると農家や畑が見えて、その背後には霞んだ北信五岳が見えて、これらが織りなす景色が見事です。この景色をスケッチしている人や写真撮影している人などが多くいました。また、桃の花の下でレジャーシートを広げてお弁当を食べている家族がたくさんいました。
丹霞郷は、高原であるしまったく観光地化されていないため鳥の鳴き声くらいしか聞こえず、とても牧歌的な情緒たっぷりの雰囲気をかもし出しています。このような桃の花が咲くゴールデンウィークの5月3日〜4日には、毎年丹霞郷花まつりが開催されます。このまつりは地元産の農産物や特産品などを大型テントで販売します。
丹霞郷は信州でもそれほど知られていないらしく、ゴールデンウィーク中でも観光客はそれほど多くはありませんでした。駐車場は先ほどの丹霞郷に入る道沿いに何カ所かありました。また、桃の花が咲く5月初旬は、丹霞郷に行く道はリンゴ畑だらけなのでリンゴの花の白い花があちこちで見られます。こちらもきれいでおすすめです。
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写真左手の奥から丹霞郷に入ってきます。 |
左写真の右側 |
さらに左写真の右側 |
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一つ上の写真左側に車が写っているところがこの写真です。ここが花まつり会場で地元農産物や特産品、他に食べ物が売られていました。 |
丹霞郷と書かれた石碑が駐車場の片隅にありました。 |
丹霞郷は出荷用の桃畑ですが出入り自由です。どこでレジャーシートを広げても大丈夫です。 |
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丹霞郷の道路沿いは丹霞郷を見下ろす位置にあるため桃畑を奥まで見渡せます。ちょっと気に入った景色があればどこからでも写真を撮れますし、どこからでもすぐに桃畑に入れます。 |
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丹霞郷に入る道路を進むと左手に広大な丹霞郷の高原があり、右側に写真のようなリンゴ畑があります。こちらはこちらでリンゴの白い花がきれいです。 |
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丹霞郷の道路沿いを歩いて行くとちょっと変わった色の桃の花が見えてきます。これは観光用の花桃でしょうか。 |
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